いよいよセレクト商品開始
ホットチョコレート実食登山
マウンテン グルメ ラボのセレクト商品展開がいよいよスタートしました。第一弾は山でのご褒美、ホットチョコレート。ということで、実際に山に持って行って飲んでみてのインプレッションをお届けしたいと思います。
実食登山の当日は、あいにくの爆風。ゆっくりと食事を楽しむには不向きな天候です。休憩時も木陰に隠れて風をしのぎながらとるスタイル。山での強風というものはあっという間に体温低下を招くので、温かい物やカロリーを摂取することが重要になってきます。
今回実食するために持ってきたのはスタイナー ホットチョコレート。「マダガスカル産カカオ70%」と「アマレット」の2種です。ほかにも唐辛子、ローズなど「チョコレートとコレを合わせるのか!」という、意外なんですが実際はめちゃくちゃ合う、さまざまなフレーバーも魅力です。
「ありがてぇ!」というのが実際に山で飲んだときの第一印象です。この日はお湯で作ったんですが、それでも十二分に濃厚なカカオのフレーバーが口内に広がります。同時にカロリー摂取の影響もあって、体もただお湯を飲むよりもだんぜん温まります。
食いしん坊担当の三好に言わせれば、「カカオも各フレーバーも素材感をしっかり活かしていて、これぞイタリアンといった味の作り方!」とのこと。
そして、山に向いていると感じた点も多々ありました。
まずはその携行性。一食分が10cm×4cmほどのパッケージに小分けされていて、かつ薄いので、まったくパッキングの負担になりません。重量もわずか30gですしね。
そして2つめは、作り方の簡単さ。保温ボトルにお湯を入れていけば、150cc注いでかき混ぜるだけで即出来上がるので、待ち時間というものがほぼない。個包装のホットチョコレートは、固形のものが多いのですが、これは溶けやすい粉状なので、溶け残りもほとんど気にならないので、カップの汚れも少ないんです。
マウンテン グルメ ラボの食事の後のデザートにしても良いですし、ラムなどを少量いれても美味しいので、テント泊の際に寝酒デザートとしても優秀です。
そして、最後はカロリーの高さ。山では時に「のんびり食べてる場合じゃない」ほど天気が荒れることもあります。ただだからといってカロリーを摂取しないと燃料切れ、いわゆるシャリバテを起こしてしまい大変危険。そういうときに、お湯を入れるだけで、約120kcal(※おにぎり1個が約180kcal)を摂取できるこのホットチョコレートは超助かるはずです!
今回は試していませんが、そのまま口に流し込んでのエマージェンシーとしても使えそうです。美味しいのはもちろん、それだけでなく山にマッチする要素が多々あることが今回の実食によって体感できました。
そろそろバレンタインデー。山好きの人へのプレゼントにもピッタリですよ!
※おまけの注意事項。切り口が入っていないので、山にナイフを持っていかない人は、事前に入れておくのがオススメです。
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MGL セレクトアイテム一覧
Text/Takashi Sakurai
Photo/Hinano Kimoto