
GOURMET HIKE #01 大野山
われわれMOUNTAIN GOURMET LAB.のメンバーが山に行ったときに何を食べるか?
おいしさの観点からも、手軽さの観点からも、もちろんMGLのヤマメシを食べることがほとんどなのですが、食への探究心が強すぎる我々、定期的に「GOURMET HIKE(グルメハイク)」と銘打って、危なくない低山で一人一品づつ自慢の一皿を料理して、絶景の中で美味しいものを食べ、美味い酒を飲む会を開催しています。「山は最高のレストラン!」をまっさらに考えてみる会でもあります!
今回の「GOURMET HIKE」の舞台は丹沢大山自然公園に属する標高721.3mの低山「大野山」。山頂一帯が、以前県営牧場だったこともあって、広々とした原っぱとすすきっ原が広がる眺望のいい山でもあります。実は車でもほぼ頂上まで上がれるのですが、流石にそれはもったいないので、山北駅→大野山→谷峨駅と歩きます。
山中に鹿がいたり、なんともいえない彫刻がたくさん出迎えてくれたりしました。



頂上のある広場は富士山がどーんと見えて気持ちいいのですが、その日はイベントが行われていて人が多い!人混みを避けて静かに山ごはんを食べられるスポットを探します。

なんかいい場所見つけたので、食事の準備開始です!

シェフ田嶋が見つけてきた山行にぴったりな蒸籠をつかって「焼売」と「ルーロー饅」を蒸し始める傍らで、飲茶の準備をし始めました。飲茶の茶器もチタン製で山にピッタリ。


シェフ以外のメンバーも美味しいものを持ち寄り。
山にハマった頃からしょっちゅう一緒に山に行っている友人ピンク氏は「サンドライトマトと椎茸出汁の甘くないすき焼き」を、食いしん坊三好は「豚とキャベツのワイン煮込み」を用意してきました。

なんだけど、私は食材を用意したまでで、調理をシェフ田嶋に任せて飲み始めてしまう。



今回、すげえいいワイン持ってきた!
※我々は通常の人の3−4倍は多く飲める人間なのでご注意ください。飲酒は危なくない山で。できればテン泊で。
そして実は犬連れでした。愛犬も楽しんでくれたようで何より。
締めは残り汁でリゾット。
やっぱり山で食べるごちそうは格別です!
田嶋シェフは「もっと頻度上げてこういうのやりたいです。」とのこと。
これからもMGLは山の美味しいを求めて、登って食べます。
いい山でした!
みんなできた瞬間にすぐにがっついてしまい、完成品の写真がなくてすみません。みんなに「なぜちゃんと撮らない!」と怒られたので、次回はちゃんと撮ります。
text by Takuro Miyoshi