インタビュー

グルメ・ハイカーズ
#01 GRIPS 植山 敦さん

突然ですが、マウンテン グルメ ラボ愛用者=グルメ・ハイカーと勝手に任命させていただきます! そんなグルメハイカーの山行スタイルなどを紹介する「グルメ・ハイカーズ」連載。第一回目は食いしん坊担当の三好が大好きで、マウンテン グルメ ラボ発足前からよく買い物をしていたGRIPSで店長をつとめる植山さん。マウンテン グルメ ラボを販売開始直後から扱ってくれた恩人でもあります。

 

−まずは植山さんが現在働いているGRIPSというお店としてのこだわり、コンセプトからお聞かせいただけますか?

最初はウルトラライトなギアの取り扱いに特化していたんですが、いまはそこだけにこだわらず、もっと間口を広げています。300mくらいの低山から3000m級の山まで等しく楽しめるようなお店作りを目指しています。

 

−セレクトする上での「これは譲れない」などの基準はありますか?

 どの店でもそうでしょうけど、やっぱり実際に自分たちが使ってみて良い物を店に置きたいと思っています。仮に試せない場合でも、自分たちの経験から想像してみて、良いと思うものをセレクトしていますね。

 

−九州で良く行くオススメの登山コースは?

 一般的にはくじゅう連山あたりになるんですけど、僕がよく行くのは祖母・傾・大崩エリアと九州脊梁山地ですね。人がいない静かな山が好きなので、どちらかというとそのエリアのメインではなくて、名の知られていない山域に入るのが多いです。

 

−登山のスタイルはどんな感じなんですか?

いまはバランス型ですね。軽くできるところは軽くするし、かといってカリカリに削るということもしていません。

 

−山でこんな食事をしているよ、こんな食事をしたい、などあれば教えていただけますか?

 美味しいものを食べたいという気持ちは強いほうなので、一時期はお米を炊いたりしてました。でもいまは、うちでも扱っているような、手軽で美味しい物が増えてきたんで、そういうものを持って行くことが多いですね。

 

−マウンテン グルメ ラボ(MGL)を取り扱うことにした決め手は?

三好さんが持ってきてくれたのを食べたオーナーの永松が「これは美味い!」と絶賛したところからですね。うちのオーナーが食のこだわりがけっこう強い人間なので、添加物なども極力抑えているところも好きなんだと思います。僕としても、登山中の一番エネルギーを吸収したいときに、ジャンキーなものを摂取したくないです。パフォーマンスにも影響しそうですよね。

 

−MGLを食べてみて、植山さんの率直なご意見は?

 最初はグリーンカレーが好きだったんですけど、ラムと豆のトマトシチューは食べれば食べるほど好きになっていきました。たぶん、MGLでしか食べられないメニューというところが大きいんだと思います。ブルグルというものの存在もこれで知りましたしね。シェリー煮込みもそうですが、レストランに行ってもメニューにないような料理っていうのが、すごく魅力的に映ります。

 

−こういう味が欲しい、ここがこうだったら、などご要望はありますか?

 ビリヤニがメニューに加わったら嬉しいですね。マッサマンカレーとビリヤニとか。あとはロングトレイル軸で考えると、水で戻せて美味しいものとかあると良いかもしれませんね。開発大変でしょうけど、ぜひお願いします!

 

 

GRiPS
https://grips-outdoor.jp/
住所:〒811-3422 福岡県宗像市王丸783-9
TEL:0940-34-8711

 

Interview by Takashi Sakurai