鶏と舞茸のシェリー煮込み(リゾット仕立て)
鶏と舞茸のシェリー煮込み(リゾット仕立て)
鶏と舞茸のシェリー煮込み(リゾット仕立て)
MOUNTAIN GOURMET LAB.

鶏と舞茸のシェリー煮込み(リゾット仕立て)

Chicken and Maitake Mushrooms in Sherry Stew

¥1,980(税込)

内容量  90g  / 出来上がり量*  330g
*出来上がり量は、調理工程や気温などにより多少のばらつきが発生します。

保存方法 直射日光をさけて常温で保存
●開封後はお早めにお召し上がりください。
●脱酸素剤を封入しています。調理前に取り除いてください。

我らがシェフ、田嶋がフランス ジュラ地方で食べて脳みそにこびりつくほどうまかった、という料理「コック・オ・ヴァン・ジョーヌ」を日本で手に入る食材でアレンジした料理。舞茸の出汁感と、長州どりの旨味を、シェリーのコクと酸味が引き締めます。荒々しい北アルプスの山々から、ジュラのミネラル感あふれる大地を連想して考えたレシピです。

栄養成分表示(1食(90g)あたり)(推定値)
エネルギー318kcal
たんぱく質9.0g
脂質3.9g
炭水化物66.8g
食塩相当量2.0g
アレルギー成分

本品には下記ので示されたアレルギー物質が含まれています。

  • えび
  • かに
  • 小麦
  • そば
  • たまご
  • 乳成分
  • 落花生
  • アーモンド
  • あわび
  • いか
  • いくら
  • オレンジ
  • カシューナッツ
  • キウイ
  • 牛肉
  • くるみ
  • ごま
  • さけ
  • さば
  • 大豆
  • 鶏肉
  • バナナ
  • 豚肉
  • まつたけ
  • もも
  • やまいも
  • りんご
  • ゼラチン
原材料
ライス(うるち米(国産)、もち米(国産))、シェリーソース(甘味果実酒、玉ねぎ、人参、セロリ、にんにく、植物油脂、乳等を主原料とした食品、ワイン濃縮調味液)、鶏肉、舞茸、食塩、香辛料/香料、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、(一部に小麦・乳成分・鶏肉・大豆を含む)
HOW TO COOK

story

2年を超える歳月をかけて完成させた、MGL(Mountain Gourmet Lab.)のスペシャリテです。大量のシェリー酒をジャブジャブと投入しているため、そのぶん価格がどうしても高くなってしまうのですが、それだけの価値がある一皿ができたと思っています。

このメニューで行こう、と決まるまでは早かった。「山で食べたことがない」、ではなく、「今まで食べたことがない」強烈な旨味と香り。山頂で疲れた体に染み渡る、うれしい酸味。初めての試作品を食べた瞬間、これがMGLのスペシャリテだ、と確信しました。

ただ実際生産に入ると、これが本当に大変。鶏肉、舞茸、ソース、米、パーツごとに丁寧に調理し、乾燥させ、それをまたパッキングし直す。そんな面倒なことを我々が望んだクオリティーで生産してくれる食品工場が見つかるまで1年超。そこから工場といっしょにレシピの改良や調理法の調整を行い、素材の仕入れ先の選定をしてさらに1年。やっと皆様に自信を持って召し上がっていただけるメニューができました。

山の素晴らしい景色とともに、お召し上がりください!

comment

私がその料理に出会ったのは、フランス・ロワールのアンジェから出発し、ワイナリーを巡って
東へ進み、やがてジュラ地方、アルボワでの事でした。
そのワイナリーでは、白や赤、ヴァン・ジョーヌを含む20本以上のワインが空けられ、すべて試飲し、私達の胃はジュラワインが持つその強靭なミネラルと酸に刺激され、もうじっとしてられないほど食欲全開でした。
その時供されたのが、「コック・オ・ヴァン・ジョーヌ」。
鶏のワイン煮込みのヴァン・ジョーヌ版。(ヴァン・ジョーヌはジュラ地方でサヴァニャン種から造られる白ワインの一種ですが、作り方が独特で、クルミやナッツ、アーモンドのような芳ばしい香り。オリエンタルなクミンやナツメグといったスパイシーな風味もあり、熟した洋梨、杏、ハチミツのようなエレガントな甘味のニュアンスもあります。)そんなワインを惜しげもなく使った鶏のほろほろと柔らかく崩れる煮込みに、モリーユ茸がゴロゴロ入っており、「日本人なら、米がいいだろう」とココットで炊いた雑穀米を用意してくれていたんです!
さらにその上からヴァン・ジョーヌをかけながら食べた時の旨さたるや・・・
脳の表面、それも心地よさを司る神経系をを優しく撫で回されたかのような快楽でした。
この衝撃的な原体験が私に作らせたのが、「鶏と舞茸のシェリー煮込み(リゾット仕立て)」です。

山々が見せてくれる険しくも美しい絶景に包まれながら、歩き抜いたその先にある(山頂とも限らない)あなただけの最高のレストランで是非味わってください。

シェフ

田嶋 善文