
グルメ・ハイカーズ #09
Eriさん(DAYLILLY共同創業者)
マウンテン グルメ ラボの愛用者(=グルメハイカー)を紹介していく当連載。今回ご登場いただくのは、雑誌ananで“カラダにいいもの大賞”も受賞している漢方のライフスタイルブランド「DAYLILY」を展開しているEriさん。商品ラインナップもこれまでの漢方とは一線を画すようなお洒落なものばかりで、若い層からも絶大な人気を誇っています。共同創業者 COOであるEriさんは、昔から山好きということで、漢方と登山の親和性なども含めていろいろと伺いました。
登山をはじめたきっかけは?
もともと海外旅行が好きでいろんな国を旅していたんですが、コロナになったタイミングで、どこにも行けなくなってしまった時に、友人に誘われて奥多摩の御岳山に登ったのがきっかけです。それよりも前に、富士山に登ったことはあったのですが、そのときはキツいばっかりであまり魅力を感じなかったんです。でも、この時の登山は、お昼にカレーを作ったり、岩に登ってみたり、下山後にみんなで飲んだり。いろんな山の楽しみ方があるんだということに気付かせてくれました。
よく行くホームマウンテンはどこですか?
高尾山付近です。小仏城山、陣馬山、景信山などいろんなルートで楽しむことができますし、そこまで大変な山ではないので、山で料理をして食べたりするのにも向いているんですよね。
山ではよく料理をするんですか?
旦那さんが料理好きなんです(笑)。赤ちゃんが生まれる前までは、山に行ったら絶対になにか美味しいものを作ってくれていました。いま子供は1歳3ヶ月なんですが、一緒に低山を登りはじめたところです。

赤ちゃんと登山、素敵ですね。これから赤ちゃん登山をしたい人になにかアドバイスはありますか?
赤ちゃんを背負えるバックパックを購入したんですが、いきなり山に行くのではなくて、事前に家などで練習しました。そうすると、赤ちゃんのほうも「これに乗れば移動できる」というような意識が芽生えるんじゃないかなと思いますし、バックパック自体にも慣れてくれますね。
あとは、山に行くときの赤ちゃんのオムツは夜用にしたほうが良いです。山に入ると替える場所も限られますから。夜用だったら8時間くらいは大丈夫だと思いますが、念のために2、3時間ごとに交換するようにしています。
赤ちゃんが生まれたことによって当然、登山にも変化があったと思いますが?
それまでは冬の天狗岳とか、八ヶ岳や北アルプス縦走などもしていました。槍ヶ岳に登ったのも自分の中ではとても大切な思い出です。赤ちゃんが生まれてからは2、3時間で登れるような低山がメインになりました。最近だと、宝登山にロウバイを見に行ったり。でも、赤ちゃんと一緒に登山をすることで、そういう低山の良さに気付くことができたと思っています。だから、いま3時間くらいで登れる低山の情報を一生懸命探しています。

山の食事でのこだわりなどはありますか?
最初の頃はカップ麺とか、いわゆる山食のようなものを食べていたんですが、普段の日常とはかけ離れた食生活になってしまうことに違和感を感じていました。せっかく山という気持ちの良い場所に来ているのに、食べてるものが健康的じゃないなって。だからいまは日常でも食べたいと思えるような、健康的な食事を持って行くことにしています。
たとえばどんなものを持って行くんですか?
シンプルです。自分で握ったおにぎりとか、ドライフルーツ。台湾のソウルフードのパイナップルケーキも行動食としてよく持っていきます。体積が小さいけどカロリーはしっかりある。食物繊維も入ってます。あとちょっと宣伝っぽくなってしまうんですけど、DAYLILLYの商品に山査子(さんざし)スティックというものがあるんですが、それも行動食に向いていると思います。山査子の実と砂糖を練り上げたもので、消化を助けてくれる効果もあります。台湾ではヘルシーなおやつとして昔から愛されています。

DAYLILLYの商品で、山査子スティック以外に登山に向いているものはありますか?
洛神花というお花を干したものも山に向くと思います。甘酸っぱさがあって、汗をたくさんかいた時に体に沁みますし、夏バテ対策として薬膳にも用いられています。むくみ対策にもなりますよ。
漢方茶もたくさんありますが、山に合いそうですよね。
たとえば疲れているときは黒豆の入った「EAT BEAU-TEA ~ My Favorite Things ~」を選んだり、むくみやすい人なら小豆が入った「EAT BEAU-TEA ~ Thinkin Bout You ~」にしたりと、自分の体調などによって使い分けていただくのがおすすめですね。
マウンテン グルメ ラボとしても、ぜひコラボなどお願いしたいです。たとえば「EAT BEAU-TEA」シリーズを山に持って行きやすいよう小分けパックにしたり。山はお茶っ葉を捨てたりできないので、淹れたあとにそのまま食べられる「EAT BEAU-TEA」のようなお茶は最適だと思うんです。あとは味ですね。勝手な解釈ですが、どこかワインのような雰囲気もあって、田嶋シェフもマウンテン グルメ ラボの料理に合いそうだと言ってました。登山向けの効能を持った漢方のお茶、スイーツなんかも良さそうですよね。
DAYLILLYの商品は、ルーティンにして欲しいという意図もあって、小分けというのはいままでなかったので、そういうコラボによって新しい発想も生まれそうです。

軽いし、ぜったい山に向きますよ。ちなみにマウンテン グルメ ラボを最初に食べた感想はどんなものでしたか?
最初に食べたのは「鶏と舞茸のシェリー煮込み」ですね。実は田嶋シェフの「namida」に食事に行ったこともあるんですが、その時の驚きがマウンテン グルメ ラボにもあることに感動しました。レストランで食べるご飯と同じくらいのクオリティですよね。
マウンテン グルメ ラボのどの味が好きですか?
やっぱり「鶏と舞茸のシェリー煮込み」ですね。いま想像しても頭の中で味の雰囲気を思い出せます。自分が山に行ってどんなものを食べたいかというと、やっぱり美味しい記憶が残っているものを食べたい。だから頭の中で味をイメージできるというのは、大切な要素だと思います。その日、持ってきた美味しいご飯を想像しながら登る方が楽しいですしね。
こういう味が欲しいなど、マウンテン グルメ ラボになにかリクエストはありますか?
私のルーツが台湾なので、台湾料理があったら嬉しいですね。魯肉飯(ルーローハン)、鶏肉飯(チーローハン)はぜったい山に合うと思いますし、混ぜそば的なものも人気が出そうですよね。台湾料理は味も優しいものが多いですし、薬膳の観点で言うと、香辛料は体を温めてくれる効果もあります。もしかしたら冬山登山にも向いてるかもしれませんね。登山に向く漢方というものもたくさんあるので、そのあたりをマウンテン グルメ ラボさんとも共有して、山の世界にも漢方の良さが広がってくれたらうれしいです。

Interview by Takashi Sakurai



