トマトと炸醤の合体麻婆飯(厚揚げ入り)
¥1,980(税込)
出来上がり量 345g*
*出来上がり量は、調理工程や気温などにより多少のばらつきが発生します。
保存方法 直射日光をさけて常温で保存
●開封後はお早めにお召し上がりください。
●脱酸素剤を封入しています。調理前に取り除いてください。
にんにくと生姜を効かせた“炸醤“(ザージャン)。
いわゆる肉味噌をベースに、唐辛子、花椒、紹興酒や黒酢を使い本格的な香りと刺激のあるソースに。それプラス、フレッシュでジューシーな酸味と甘味のトマトソースをペアリング。別々に作った2種のソースを一緒にパッキングする“Double Entry System”の合体麻婆飯です。
はじめから一緒にソースにすることでは成し得ない、麻辣と酸甘がそれぞれ際立つ豊かな食味を実現しました。豆腐も食べごたえのある厚揚げを採用しています。
八ヶ岳の秀峰、天狗岳をイメージしてつくりました。オシャレで湿度がある森林と、上の方のでっかい岩場。山小屋のあったかさ。厳しさと可愛らしさの2面性が共存したようなメニューです。双耳峰ですしね。
本品には下記ので示されたアレルギー物質が含まれています。
- えび
- かに
- 小麦
- そば
- たまご
- 乳成分
- 落花生
- アーモンド
- あわび
- いか
- いくら
- オレンジ
- カシューナッツ
- キウイ
- 牛肉
- くるみ
- ごま
- さけ
- さば
- 大豆
- 鶏肉
- バナナ
- 豚肉
- まつたけ
- もも
- やまいも
- りんご
- ゼラチン
たんぱく質15.1g
脂質16.9g
炭水化物61.6g
食塩相当量2.41g
「合体」それは、人類のロマン。「合体」それは生命の神秘。
ふたつの異なるものが組み合わさることで、新しい何かが生まれる。だけど、それぞれは別ものとしてちゃんと存在もしている。なんと素晴らしいのでしょう。そんな全人類の心をくすぐる一皿ができてしまいました。
シェフ田嶋から「2つのソースを別々に作って組み合わせたい」と聞いたときは、正直「また原価の上がることを……」と思わなかったというと嘘になってしまいます。
ただ、そのあと彼が作ってきた試作品を食べたときに、その意図がはっきりとわかりました。
スプーンの上に乗った一口にそれぞれ別の味が独立して存在し、はっきりと主張しあい、けれども混ざり合う。そして次の瞬間にはスパークし合う。食べた瞬間、原価が上がろうとも、これは別々でなくてはいけない、そう確信したのでした。
この麻婆は、いわゆる担々麺の挽肉に麻と辣を纏わせていく創り方ですが、果実ではないフルーティーさを合わせたくなりました。旨味があって、甘味と酸味が同居できて、塩気とも合う。
そこで、トマトを加えるのではなく単体のトマトソースを別で完成させ、2つのソースを混ぜる。ということを試してみました。MGL初となる“Double Entry System”。
バランスの取り方次第で色んな表情が見える”ただ混ぜただけ”ではない、
ワインで言うところの”アッサンブラージュ”(調合)に成功したと自負しています。
シェフ
田嶋 善文